曲げ試験は JIS Z3122 「突合せ試験の曲げ試験方法」によって行なう。図は溶接技術検定における薄板・中板曲げ試験片の採取位置を示す。曲げ試験方法は図のように試験片を中央に置き、雄型を押す方法で曲げる。試験治具の外観を図に示す。
曲げ試験は、曲げられた外面に次の欠陥が認められた場合は、不合格となる。
1. | 3.0 mm を超える割れがある場合 |
2. | 3.0 mm 以下の割れの合計長さが 7 mm を超える場合 |
3. | ブローホールおよび割れの合計数が、10個を超える場合 |
4. | アンダーカット、溶込み不良、スラグ巻き込み等が著しい場合 |