デザインと機能設計の効果測定モデル及び現場立脚型の課題解決アプローチ
2014年度 現場力強化アクションツール

研究課題概要

本書は、構想設計プロセスにおけるデザインと機能設計の関係性に着目し、国内製造系企業14社の経営・デザイン・機能設計の三部署に対して行った調査結果を取りまとめたものです。本書は、

①デザイン・設計の定義と守備範囲、
②効果測定モデル、
③現状の問題とゴール

という三つの課題を、デザイン部署と設計部署の連携加速につながる議論素材として提供することにより、デザイン・設計に止まらず、企業内外の関係者が一丸となってものづくりに取り組むためのきっかけになることを期して「アクションツール」と名付けました。

本書活用の具体的なユースケース事例を参考までに以下に記載します。

  • ユースケース1:デザインおよび機能設計の守備範囲や定義が区々で混乱する
  • 本書を携えて図を指さして説明する事で、誤解が解消され、議論が整理される。
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  • ユースケース2:経営層や事業部がデザインや機能設計を活かせていないと感じている
  • 本書を議論の素材として、デザイン部署や機能設計部署との改善議論に用いる。
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  • ユースケース3:デザインや機能設計に関わる問題点が自社だけの問題か不安
  • 本書の取りまとめ内容を基準として、自社の立ち位置が確認出来る。
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  • ユースケース4:デザインや機能設計へのリソース投入の効果が疑問である
  • 本書の効果測定モデルをベースに効果測定の議論を推し進める。
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  • ユースケース5:デザインと機能設計、その他の部署とうまく協業したい
  • 本書の取りまとめ内容を共有して、苦労や問題点を把握する事で、協業がうまく進む。
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  • ユースケース6:デザインと機能設計の現状を変えるべく、研究開発を有効活用したい
  • 本書をベースに理想と現状のギャップを埋めるための研究開発の積極的導入を行う。
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  • ユースケース7:本研究プロジェクトのイノベーションスタイルで広く企業検証を行いたい
  • 本書をベースに問題意識共有を行う事で、より効果的な企業検証が可能になる。
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プレス発表記事(2015/09/16)


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