問23 貴社(事業所)ではどのような材料を研磨加工していますか。日常的に扱う材料には○、まれな材料には△、
これまで扱ったことは無いか将来的関心のある材料には□をつけてください(複数回答可)。
1.炭素鋼 2.合金鋼 3.ステンレス鋼 4.工具鋼 5.耐熱鋼
6.一般鋳鉄 7.ダクタイル鋳鉄 8.鋳鋼 9.ステンレス鋳鋼 10.耐熱鋳鋼
11.プレハードン鋼 12.アルミニウム(a. 純 b. 合金) 13.チタン(a. 純 b.
合金)
14.マグネシウム 15.銅(a. 純 b. 合金) 16.ニッケル(a. 純 b.
合金)
17.耐熱合金 18.超硬合金 19.ガラス 20.セラミックス
21. 酸化物単結晶 22. 半導体材料 23. 複合材料(a.FRP b.MMC c.その他 )
24.その他( ) |
集計結果
集計結果を図65に示す。(日常的に扱う材料)
ここでも、研磨加工対象の材料名を挙げているのであって、数量比較ではないことをことわっておく。
1)"炭素鋼"(90社)、"ステンレス鋼"(59社)、"合金鋼"(57社)、"工具鋼"(51社)、"超硬合金"(40社)、"アルミニウム"(27社)、"一般鋳鉄"(24社)、"セラミックス"(23社)、"ガラス"(15社)、"銅"・"ダクタイル鋳鉄"(13社)、
"チタン"(12社)、"酸化物単結晶"(11社)、"半導体材料"・"プレハ−ドン鋼"・"耐熱鋼"(10社)、"ステンレス鋳鋼"(8社)、"耐熱合金"(6社)、"鋳鋼"(5社)、"複合材料"(4社)、"ニッケル"(3社)、"マグネシウム"(1社)の順であった。
2)多岐にわたる金属材料のなかで炭素鋼がおもな素材になることは誰もが納得するところであるが、それに次ぐものとして、ステンレス鋼、合金鋼、工具鋼が挙がる。また、特に硬い超硬合金、鋳鉄、軟質なアルミニウム、銅、チタン、硬脆材料のセラミックス、ガラス、酸化物結晶、半導体材料などがあり、研磨加工関連の様々な業種からの回答を得たもといえる。
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図65 研磨加工で日常的に扱う材料
(問23-1 日常的に扱う材料)
(24.その他)
Ta
PCD,PCBN
めっき部品
CBN
ダイヤモンド工具(砥石)
ダイヤモンド焼結体(5)
人工木材
単結晶
鉄材
水晶
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集計結果を図66に示す。(まれに扱う材料)
ここでも研磨対象材料を挙げているのであって、数量ではない。
1)"ステンレス鋼"(12社)、"セラミックス"(10社)、"チタン"(9社)、"アルミニウム"・"銅"(7社)、"合金鋼"・"耐熱鋼"(6社)、"工具鋼"・"ダクタイル鋳鉄"・"ニッケル"(5社)、"一般鋳鉄"・"半導体材料"(4社)、"鋳鋼"・"プレハードン鋼"・"超硬合金"・"ガラス"(3社)、"炭素鋼"・"ステンレス鋳鋼"・"耐熱鋳鋼"・"耐熱合金"・"複合材料"(2社)の順であった。
2)炭素鋼がおもに扱う材料であるのに対して、ステンレス鋼、セラミックス、チタン、アルミニウム、銅などがまれに扱われている。
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図66 研磨加工でまれに扱う材料
集計結果を図67に示す。(将来的に関心のある材料)
関心のある材料、すなわち現在ほとんど扱っていない材料を指すものである。
1)"セラミックス"(9社)、"チタン"(5社)、"マグネシウム"(4社)、"ニッケル"・"ガラス"(3社)、"ステンレス鋼"・"耐熱鋼"・"耐熱合金"(2社)、"合金鋼"・"鋳鋼"・"ステンレス鋳鋼"・"プレハードン鋼"・"アルミニウム"・"酸化物単結晶"・"半導体材料"・"複合材料"(1社)の順であった。
2)新たに、セラミックス、チタン、マグネシウムなどの加工に関心がある。 |
図67 研磨加工で将来的に関心のある材料
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