問21 貴社(事業所)では以下のどの種類の研磨加工を行っていますか。(複数回答可)
1.ラッピング(a.粗 b.精密 )
2.ポリシング(a. 通常仕上げ b. 鏡面仕上げ c.超精密仕上げ)
3.砥石研磨(a. 平面 b.円筒内外面 c. 球面、非球面 d.超仕上げ e.ホーニング f.ELID研磨)
4.バフ研磨(a. 手動式 b.専用的な自動 c.半自動機 d.ロボット式)
5.ベルト研磨(a.コンタクトホイール方式 b.プラテン方式 c.フリーベルト方式)
6.バレル研磨(a.回転形 b.振動形 c.遠心流動 d.磁気 e.電解 f.化学)
7.電解研磨(a.従来方式 b.電解砥粒複合研磨)
8.噴射加工(a.ショットブラスト b.液体ホーニング c.液体ジェット加工)
9.流動研磨(a.低速固体流動 b.高速液体流動)
10.磁気研磨(a.平面 b.円筒内面 c.管内面)
11.手仕上げ(a.きさげ b.手ラッピング c.やすり d.ディスク研磨機)
12.その他( ) |
集計結果
集計結果を図63に示す。
1)利用件数を多い順に並べると、"砥石研磨"(107社)、"ラッピング"(78社)、"手仕上げ"(58社)、"ポリシング"(52社)、"バフ研磨"(46社)、"バレル研磨"(31社)、"ベルト研磨"・"噴射加工"(26社)、"磁気研磨"・"流動研磨"(7社)のような配列になる。おもな加工法の詳細は、以下の通りである。
2)砥石研磨では、おもに"ホーニング"(22社)、"超仕上げ"・"ELID研磨"(7社)、加工形状は"平面"(71社)、"円筒内外面"(42社)、"球面・非球面"(13社)の順にある。
3)遊離砥粒を用いるラッピングでは、件数は"精密ラッピング"(40社)、"粗面ラッピング"(27社)の関係にあり、精密ラッピングは形状精度の確保と表面粗さの微細化を狙ったものと考える。
4)一方、ポリシングは、"鏡面仕上げ"(27社)、"通常仕上げ"(12社)、"超精密仕上げ"(5社)の順にあり、鏡面仕上げと通常仕上げが大部分を占めている。
5)手仕上げでは、"ハンドラッピング"(30社)、"ヤスリ掛け"(26社)、回転ディスクに手で押し付ける"セミハンドラッピング"・"きさげ"(11社)の順序になる。ハンドラッピング件数をラッピングに加えると、総ラッピング件数は砥石研磨の件数を上回ることになる。
6)バフ研磨の件数は、手動およびセミ手動が大部分であり、一部に自動機が使用されている。
7)バレル研磨では、回転式が多く、振動式と遠心流動式がそれに続き、一部に磁気援用式や電解・化学重畳の研磨加工がある。 |
図63 行っている研磨加工の種類
(12.その他)
○ DCP
○ ワイヤソー、切断、ブレードソー
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○ GC
○ ダイヤ工具研磨
○ 切削工具の溝切りを含む全加工、再研磨加工(再刃付)
○ 外注にて対応
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