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揺動ピストンは内部に気体の流路を持ったベーンが固定され、流路はベーンの先端部と揺動ピストンとの接続部に近い片面に通じています。
ベーンはベーンガイドの中を上下動し、揺動ピストンは内部に回転軸の偏心したロータを持っており、ロータの回転に伴い揺動ピストンはシリンダーの内部を擦るように揺動します。
揺動ピストンとシリンダ内面とで作る空間の体積が偏心ロータの1回転で最大となり、その間流路を通じて外部から気体を吸引します。
次の回転で空間が流路と反対側に移るため密閉空間となり圧縮され、ベーンガイドの近くに設けた排出バルブを通して気体を吐き出します。
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