ちょうしあげ
自動車の車軸ベアリングのレースの再研磨から始まったと言う逸話を持つ加工法である。円筒面の仕上げでは、砥石を回転する工作物に低い圧力で押しつけ、軸方向に振動を与えるとともに定速送りを与えて研磨する。ラッピングやホーニングに比べて短時間で鏡面が得られる。砥石の粒度は、粗加工では#280〜480、鏡面加工では#600から1500を用いる。粗から仕上げまで一貫して行う場合は、#600前後を用いる。
独立行政法人 産業技術総合研究所 (知財管理番号 : H15PRO160)