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研磨用語
きゅうめんらっぴんぐ
球面ラッピング
ベアリング球のような完全球面ラッピングとレンズのような部分球面ラッピングがある。ベアリング球などの量産ラッピングでは、2枚の円環状ラップ(表面が平滑な場合とV溝などが形成されている場合とがある)の間に球を挟んだ状態で研磨しており、直径が大きく、少量生産の球面ラッピングでは、2〜4個のリング型工具で挟みつけるようにして回転させ研磨する場合がある。また、部分球面ラッピングには、所定の曲率を持つ凹凸一組の研磨皿の片方に多数個の工作物を貼り付け、他方を工具にして研磨を行う量産ラッピングがあり、1個の工作物を回転させながらラップ工具を押し当てる個別のラッピング方式がある。
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