けんまやけ
研磨加工の際の発熱などによって、工作物表面が異常酸化や吸着で変色した場合を指す。工作物が金属材料の場合は加工の進行が止まるほど変色・変質することがある。また、ガラスのラッピングでは、研磨剤の供給や切り屑の排出が円滑に行われていない条件下で発生する。ポリシングでは、化学的浸食を受けた変質・吸着であり、研磨の終了時に研磨剤が乾くと研磨剤の焼き付きが生じる。白焼けはくもり状で反応生成物が付着した場合、青焼けは表層の屈折率や反射率が変化して干渉色を呈した場合である。
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