いー・いー・えむ
超精密非接触研磨法の一つ。研磨剤中に浸漬したボール状工具の回転に伴う動圧浮上と遠心力による比重が大きい砥粒の浅い角度の衝突を加工に利用している。ポリウレタンの球状工具をNC制御で工作物面に沿って移動させ、工具滞在時間に比例する形で加工量を制御することにより、加工変質層がなく、最高形状精度の仕上げ面が得られる。微粒子の弾性的な(elastic)衝突により原子が工作物面から飛び出す(emission)加工法(machining)の略語である。
独立行政法人 産業技術総合研究所 (知財管理番号 : H15PRO160)