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機械技術研究所で開発した磁気制御TIG溶接法の概略を図に示す。
従来のTIG溶接ではワイヤ1本を送給する。これに対して同図の開発した方式では、アーク制御用の電磁プローブを電極先端後方13mmに配置し、ワイヤを2mm間隔で2本同時に送給する。これらによって凸ビード形状の制御を行い、溶着量を増加することができる。
この方式においては、偏平溝付き電極(W形)を用いることでビードの磁気制御特性が一段と向上し、偏平で滑らかなビードが得られる。